診療放射線技師
特長
当院の特徴として、脳外科・循環器内科・心臓外科など多岐に渡る検査・治療に携わる事が出来る為、撮影技術・技能や知識の向上に努めやすい環境にあります。
また、放射線科医との連携し、精度の高い画像の提供を行う事により、画像診断の向上を図っています。


仕事内容
放射線技術の専門知識を生かして、各診療科からの依頼により、目的に応じた適切な撮影、診断・治療に役立つ画像の提供や読影の補助、更には放射線関連機器や被ばく線量の管理を行っております。
また、夜間・休日における緊急検査・治療や手術にも対応出来る体制をとっています。
1日の業務スケジュール
8:30 | 出勤・始業ミーティング後、各検査業務開始 |
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昼休憩 | 交代制で1時間 |
昼休憩後 | 午後の検査業務 |
17:00 | 翌日検査の確認・終業点検及び清掃 |
17:30 | 終業ミーティング後に退勤 |
取り組み
新人技師の教育に、プリセプターシップや教育プログラムを導入する事により、速やかな技術習得や患者様ファーストの対応が出来る様な環境づくりを目指しています。
また、24時間365日の継続した医療体制による患者様の受け入れる為、休日・夜間の頭部MRI、頭部CTA、各造影CT及び、緊急対応を要する急性心筋梗塞の治療(PCI)や脳血管の血栓回収術、令和2年度より開設される心臓血管外科によるステントグラフト挿入術等の対応が可能な体制づくりと、チーム医療に貢献出来る人材育成にも力を入れています。
研修教育体制
- CMS学会
- IMS学会
- IMS放射線研究発表会
- イムスCT研究会
- アイリス会(女性技師会)
- イムス放射線安全管理講習会
- 新人研修会(春・秋)
- 院内研修会
新卒者は4月の入職初日より、新人合同研修にて医療従事者としての基礎的な知識や医療安全、感染対策等について学びます。その後、放射線科の教育カリキュラムが始まります。プリセプターシップにて、日常業務・一般撮影・術中検査等の習得を順次行い、その後、11月を目途にCT業務に携わり、日常業務や撮影技術等の習得を教育プログラムに沿って行います。
2年目からは、専任としての知識を身につけるため、各検査にローテーションで配属され、多様な業務の習得に励み、3年目から実施する当直業務に備えます。また、IMSグループ放射線部門では、次世代を担う放射線技師の育成にも力を注いでおり、多方面の研修、勉強会を定期的に実施しております。
資格取得者数
検診マンモグラフィ認定施設
- 検診マンモグラフィ撮影認定技師 1名
- 放射線管理士 1名
- 放射線機器管理士 1名
- 放射線被ばく相談員 1名
- 第一種取扱い主任者 1名
- 第二種取扱い主任者 1名
技師長メッセージ
診療放射線技師として患者様への接遇に力を入れるとともに患者様の負担にならない検査を心掛け、日々技術の向上を目指しています。
放射線科には若いスタッフが多く活気があり各モダリティの教育環境も整っていますので放射線技師としてのスキルアップに繋がる職場です。
先輩メッセージ
当院は、各モダリティをローテーションで配属される為、全てのモダリティに携わる事が出来ます。入職一年目は一般撮影、ポータブル撮影、術中透視、CTを新人教育プログラムに沿って教わります。教育体制は、専任の教育担当者によるマンツーマン指導を導入しており、各々にあった教育を行う事により、無理のないペースで成長する事が出来ます。
また、新人教育プログラム終了後もTV室撮影、MRI、脳Angio、心臓カテーテル検査等のモダリィを各担当先輩から丁寧に教えてもらえるので、新たに携わる業務に対する不安もありません。令和2年からは心臓血管外科が新設され、それに伴い技師の業務も拡大されました。緊急のカテーテル治療や心臓血管外科によるステントグラフト挿入等、急性期医療に携わり、技師としての技術を向上させたい方は、是非見学に来て下さい。
職場風景
血管造影装置
心臓カテーテル用のシングルプレーン、脳アンギオ用のバイプレーンの2台のFPD装置が稼働しており、24時間体制で緊急の治療にも対応しています。医師や看護師等多職種と関わり、チームで診断検査・治療に励んでいます。

MRI装置
1.5TのMRI装置を導入しており、各科からの多種多様な検査や、造影剤を使用した検査も行なっています。また、急性期の脳梗塞等の緊急撮影にも対応しており、症例の診断・治療に役立てています。

CT装置
80列のCT装置を導入しており、救急撮影から内臓脂肪測定まで幅広い検査に対応しています。また、頭頚部CTAや冠動脈CT、3D解析等の医用画像処理も多く行なっており、各科の診断・治療等に貢献しています。

TV室装置
FPD透視装置を1台導入しており、午前中は人間ドックの胃透視検査、注腸検査等を、午後には消化管疾患や胆嚢・膵臓疾患の診断・治療の造影検査や整形系の検査等を行なっています。

一般撮影装置
一般用に3部屋、救急外来用に1部屋の計4部屋の撮影室があり、全撮影室にFPD装置を導入しており、医師が診断をする為の精度の高い画像を提供できるよう努めています。
また、X線移動型装置は2台稼働しており、病棟患者様や救急患者様の撮影、手術中・後の撮影に使用しています。

乳房X線撮影装置
FPD装置を導入しており、女性の放射線技師のみが対応する体制をとる事により、検査を受け易い環境を整えています。検診撮影だけでなく、乳腺外科外来からの依頼もあり、多様な症例の撮影にも対応しています。

よくあるご質問
- Q1. 寮の有無について
- 賃貸のワンルームマンションの寮がございます。
① 通勤時間に1時間以上かかる方であること
② 独身の方
2点の条件に当てはまる方が対象となっております。 - Q2. 資格取得に対して補助金はありますか?
- 原則、個人の資格に対して補助金はありません。
- Q3. マンモグラフィ検査は女性技師が撮影していますか?
- 女性技師が対応しています。
- Q4. どのくらいの期間で当直業務できるのか?
- 大体1年過ぎたころからとお考えください。
- Q5. 指導体制を教えてほしい
- 初年度は一般撮影、2年目にCT撮影になります。
募集要項
職種 | 診療放射線技師 |
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雇用形態 | 常勤 |
勤務時間 | [日勤]8:30~17:30 [夜勤]8:30~翌12:30(または翌8:30) [遅番]9:30〜13:30(土曜のみ) 当直・待機あり |
給与など |
大学卒 207,500円~ 専門 ・短大卒 205,000円〜 ※月給に関しては、1年目の給与として算出、経験により昇給あり ※別途 当直・待機手当あり |
休日・休暇 | [常勤]8〜10日/月 年間112日 |
有給休暇 | 入職日3日間 6か月後7日間 初年度合計10日間 |
待遇・福利厚生 | [昇給]年1回 [賞与]年2回(7月・12月) [各種保険]健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 ※週所定労働時間により加入 [交通費]全額支給(6か月分定期換算) 医療費減免制度 制服貸与 |
選考日時 | 随時 ※ご応募いただき次第、面接日を調整させていただきます。 |
選考方法 | 書類選考後、面接試験 |
応募書類 | 履歴書(写真貼付)、職務経歴書、各種免許証のコピー |
応募方法 | お問い合わせフォームにてご応募いただくか、下記のお問い合わせ先に電話または、メールでご連絡ください。 [お問い合わせ先] 総務課 採用担当 [電話番号]047-300-2117(直通) [メールアドレス] gyoutoku.jinji@gyo-toku.jp |
選考実施場所 | 医療法人財団明理会 行徳総合病院 〒272-0105 千葉県市川市本行徳5525-2 |