院長あいさつ
当院は1980年10月に行徳駅前の地に新行徳病院として開院、その後行徳総合病院に名称変更を行い、2015年3月に現在地に新築移転いたしました。
総病床数は307床と増床し2.5次レベルの診療が可能な救急センターをはじめ24時間手術可能な最新鋭の手術室、ICU(集中治療室)、SCU(脳卒中ユニット)、人工透析設備などを有する近代的高機能病院に生まれ変わりました。最近では当院の高度かつ多岐にわたる診療機能は、徐々にではありますが地域の方々に認知されてきております。
ここ数年間はコロナのパンデミックの影響もあり通常診療にも少なからず影響が出ていましたが、幸いにも職員全員の尽力により何とか乗り切ることが出来ました。今後は従来の一般診療や救急医療に全精力を注いでいく所存であります。
当院は26の診療科と8の専門外来とセンター機能を有しておりますが、今後診療科の新規開設も含めて更なる診療面の充実を図っていく予定です。
なお、救急診療には開設以来特に尽力しており市川市や浦安市のみならず、近隣の自治体より年間5,000台以上の救急搬送を受け入れており、東葛南部地域の救急医療の一翼を担っています。今病気で困っている患者さまを助ける救急医療はまさに医療の原点であり、当院の目指すべき方向でもあります。
今後も地域の皆様に当院を利用していただき、満足していただけますように病院を管理、運営してまいります。
行徳総合病院 院長
畑中 正行
院長インタビュー「地域との関わりと今後の展望」
畑中院長が行徳総合病院の院長に就任されるまでのご経歴をお聞かせください
私は大阪医科大学卒業後、東京女子医科大学病院で消化器外科に入局し、同院の消化器病センターに勤務していました。その後、消化器外科医としてIMSグループの板橋中央総合病院に勤務しました。消化器外科と救急医療に従事し、2つの分野にて責任者を務めてまいりました。そして2018年12月に、行徳総合病院の院長に就任いたしました。
行徳総合病院に対する畑中院長の印象をお聞かせください
当院は、2015年に現在の地に新築移転し、最近では24時間365日稼働する救急病院としての、認知を高めてきたと思います。現在の日本は、多くの地域で「人口減少」や「高齢化」が課題となっておりますが、この地域は若い世代から高齢世代まで、幅広い年齢層の方が暮らしており、今後も人口増加が見込まれる地域です。私自身、現在も時折当直医として救急対応を行っていますが、都心に近いという立地のためか、若い世代の救急患者さまも多い、という印象があります。
救急医療の他にも、地域住民への啓もう活動なども行っておられるのでしょうか
私は当院の院長として、またIMSグループの一病院として、その理念でもある『愛し愛される病院』を目指し、地域の皆様の健康をお守りするという責務があります。
当院では、脳疾患や心疾患といった救急医療だけではなく、がんや生活習慣病の診療も行っています。さらに「病気になる前の段階で知っていただきたいこと」を地域の皆様にお伝えするべく、栄養や免疫などのテーマでも、公開講座を開催しています。
中でも生活習慣病は、より若い世代の方にも関心を持っていただきたいテーマです。当院の管理栄養士などコメディカルによる公開講座もありますので、より多くの方にご参加いただきたいと考えています。
行徳総合病院の今後の展望についてお聞かせください
当院は現在、26の診療科と8の専門外来およびセンター機能を有しています。今後は、診療科の新規開設も含め、診療部門をさらに充実させたいと考えています。実際、既存の診療科でも新しい医師を招聘しているところがありますし、今後も増える予定です。
また、当院には、救急病院としての役割があります。しかしそれだけではなく、地域密着型病院として、皆様の健康管理を支援し、さらに入院・治療から自宅に戻られるまでの間、一貫した医療を提供いたします。地域の皆様にとっての「困ったときに頼れる病院」を目指し、職員が一丸となって取り組んでまいります。
院長
畑中 正行(はたなか まさゆき)
専門分野 | 消化器外科、腹部救急 |
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略歴 | 平成3年 大阪医科大学 卒業 平成3年 東京女子医科大学消化器外科 平成16年 板橋中央総合病院外科 |
資格 |
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畑中 正行 医師が講師を務めた健康教室
- 大腸がんについての話 (行徳健康フェスタ)
- 胃がんについて