心臓病・血管病センター
センター理念
循環器救急を主軸とした包括的心臓病血管病治療の提供

心臓血管外科・循環器内科の統合で、循環器の病気・疾患を総合的に治療できる体制へ。
行徳総合病院 心臓病血管病センターの紹介
沿革
- 2015年 3月 新築移転し急性期病院に
- 2016年 4月 循環器内科開設
- 2016年 5月 循環器救急開始
- 2020年 4月 心臓血管外科(自治医科大学より派遣)開設し、心臓病血管病センターに改称
センター基本方針
- 断らない救急の実践
- 迅速な診断の実践
- 専門性の高い高度医療の提供
- ワンストップサービスの実現
- 先進医療への挑戦
施設認定
- 日本内科学会 新専門医制度 連携施設
- 日本循環器学会研修施設
- 日本心血管インターベンション治療学会研修施設
- 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの)に関する実施施設
- リードレスペースメーカー実施施設
- 胸部ステントグラフト実施施設認定
- 腹部ステントグラフト実施施設【暫定施設】
- 下肢静脈瘤に対する血管内治療実施基準による実施施設
診療実績(循環器内科)
虚血性心疾患 カテーテル治療 |
下肢動脈 血管内治療 |
頻脈性不整脈 アブレーション |
徐脈性不整脈 ペースメーカー |
弁膜症 カテーテル治療 |
失神 植込み型心電計 |
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2016年4月~ | 102 | 26 | 5 | |||
2017年 | 149 | 43 | 2 | 11 | ||
2018年 | 162 | 57 | 17 | 8 | 1 | 2 |
2019年 | 181 | 64 | 21 | 9 | 2 | 1 |
2020年 | 181 | 53 | 30 | 22 | 0 | 5 |
診療実績(心臓血管外科)
開心術 | 2020年度 | |
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CABG | 15 | |
弁置換術 | 僧帽弁 | 3 |
大動脈弁 | 6 | |
弁形成術 | 僧帽弁 | 2 |
三尖弁 | 3 | |
大動脈置換 | 上行・弓部同時 | 4 |
上行大動脈 | 3 | |
その他開心術 | 4 | |
複合手術 | 9 | |
腹部大動脈 | 6 | |
末梢血菅 (下肢静脈瘤切除術、四肢の血管拡張術・血栓除去術) |
19 | |
バスキュラーアクセス | 26 | |
その他 | 21 |
診療実績(疾患)
- 急性冠症候群
- 慢性冠動脈疾患
- 急性心不全
- 慢性心不全
- 徐脈性不整脈
- 頻脈性不整脈
- 肺血栓塞栓症
- 弁膜症
- 下肢動脈硬化症
- 心膜炎
- 静脈瘤
- 大動脈瘤
- 大動脈解離
診療機器
- 専用心カテ室 1室(IVUS4台 OCT1台 OFDI1台 FFR各種 CARTO1台 RotaPRO diamondback360 crosser)
- 心外専用手術室 1室
- 心臓超音波検査装置(6台 うちポータブル2台)
- 経食道エコープローベ 3本
- TET 1台
- 心肺運動負荷試験装置 1台
- ECMO 2台 Arctic Sun 1台
- IABP 3台
- CT 80列 1台
- MRI 1.5T 1台
心臓病・血管病センター長からのご挨拶
医師紹介
循環器内科
心臓病・血管病センター センター長、下肢創傷治癒センター長、循環器内科部長
矢野 英人(やの ひでと)
当院に循環器内科を開設して5年が経過しました。この間、当科では、循環器救急疾患を優先的に受け入れることをモットーとして24時間365日体制での循環器診療を実践してまいりました。
令和2年度からは、心臓血管外科の先生方にも参加いただき、心臓病血管病センターとして、ほぼすべての循環器大動脈救急疾患に24時間体制で対応できる体制を構築することができました。
循環器救急疾患は命に直結する疾患です。迅速な診断と精密な治療、手術、回復期のリハビリテーションまでを多職種の協力を得て包括的に行い患者様がご自宅に帰ることを目標としたチーム医療を展開することができることが当センターの特徴です。一人でも多くの患者様を救命し社会復帰していただくため、当センターでは全力を尽くさせていただきます。
また、循環器領域の侵襲的治療の進歩は日進月歩です。当院においても、より低侵襲で効果のある治療が患者様に提供できるよう、これからも体制の強化を継続していきます。
専門分野 | 循環器内科 |
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略歴 | 平成10年 横浜市立大学医学部卒業 平成10年 横浜市立大学医学部附属病院 研修医 平成12年 藤沢市民病院循環器科 平成14年 焼津市立総合病院循環器科 平成16年 横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター常勤特別職 平成19年 藤沢市民病院循環器科医長 平成24年 茅ヶ崎市立病院循環器科医長 平成25年 横浜市立大学附属病院循環器内科助教 平成28年 横浜市立大学附属病院 非常勤診療医 |
資格 |
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所属学会 |
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循環器内科医長
加藤 義紘(かとう よしひろ)
この度、大阪府より循環器内科医として着任いたしました。前院では、狭心症、心筋梗塞をはじめとする救急循環器医療と、閉塞性動脈硬化症、足潰瘍の治療に心血を注いでおりました。この地域にも病気で困っておられる多くの患者様がおられると聞いております。他科と連携できる総合病院の強みを生かし、矢野部長とともに地域の循環器医療を支える所存です。 当院は生活習慣病や年齢によって影響を受ける動脈硬化症に対して低侵襲なカテーテルを用いた治療を中心に行っております。 運動すると胸が痛い、散歩が出来ない、足の色が悪い冷たい、足の傷が治らないなど、気になる症状がありましたらお声掛け下さい。負担の少ない検査から順に行い、患者様と必要な治療を相談し、迅速な症状改善に努めたいと思います。何卒宜しくお願い致します。
専門分野 | 循環器内科全般 循環器救急 虚血性心疾患(狭心症 急性心筋梗塞) 閉塞性動脈硬化症 重症下肢虚血 |
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略歴 | 平成17年 日本大学医学部卒業 平成17年 日本赤十字社和歌山医療センター 研修医 平成18年 京都大学医学部付属病院 研修医 平成19年 京都大学医学部付属病院 循環器内科 平成23年 社会福祉法人恩賜財団 大阪府済生会野江病院 循環器内科 平成27年 大阪府済生会野江病院 創傷治癒センター副センター長 平成27年 大阪府済生会野江病院 循環器内科医長 平成30年 行徳総合病院 循環器内科 |
資格 |
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所属学会 |
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加藤 義紘 医師が講師を務めた健康教室
- 足の病気についての話
循環器内科
磯﨑 桂太朗(いそざき けいたろう)
専門分野 | 循環器内科 |
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略歴 | 平成22年 帝京大学医学部卒業 平成22年 昭和大学病院 平成24年 昭和大学病院小児科助教 平成25年 千葉こども病院新生児科 平成26年 昭和大学横浜北部病院新生児科 平成27年 聖隷浜松病院小児循環器 |
資格 |
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所属学会 |
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非常勤医師
循環器内科、非常勤医師
高橋 保裕(たかはし やすひろ)
略歴 | 平成9年 日本医科大学卒 あさくさ橋心臓と血管のクリニック院長 同愛記念病院循環器内科部長 |
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資格 |
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循環器内科、非常勤医師
光武 良亮(みつたけ よしあき)
略歴 | 平成15年熊本大学卒 久留米大学医学部心臓血管内科講師 臨床研究センター副センター長 |
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資格 |
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心臓血管外科
心臓病・血管病センター 副センター長、心臓血管外科
村岡 新(むらおか あらた)
この度心臓血管外科開設のため着任いたしました。前任地では年間150例以上の心臓病・血管病手術に関わってまいりました。安全な心臓病・血管病の手術を、循環器内科と協力して提供してまいります。ていねいで分かりやすい説明をこころがけておりますので、ご心配なことがありましたら手術についてだけでなく病気の治療全体についても、なんでもご相談ください。
専門分野 | 心臓血管外科 |
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略歴 | 平成16年 日本大学 卒業 平成17年 社会保険中央総合病院 平成21年 東京大学医学部附属病院肝胆膵・移殖外科 平成22年 自治医科大学附属病院心臓血管外科 平成23年 自治医科大学附属病院循環器センター外科病院助教 平成26年 自治医科大学外科学講座心臓血管外科学部門助教 平成29年 自治医科大学外科学講座心臓血管外科学部門講師 |
資格 |
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所属学会 |
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心臓血管外科
菅谷 彰(すがや あきら)
専門分野 | 心臓血管外科 |
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略歴 | 平成23年 富山大学医学部 出身 |
資格 |
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心臓血管外科
土井 真之(どい まさゆき)
専門分野 | 心臓血管外科 |
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略歴 | 平成29年 日本大学医学部 出身 |
資格 |
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