整形外科
整形外科では、おもに骨、関節、筋肉、腱、神経などの運動器に生じる外傷、疾病を対象としています。
例えば、転んでぶつけた、捻った、骨折したなどの外傷。スポーツをやり過ぎた後に足や膝が痛くなったなどオーバーユース(使いすぎ)によるもの。また、年齢とともに徐々に膝が痛くて階段がつらいといった機能障害、腰から脚まで痛くてしびれるなどの変性によるものなどの治療です。
首・背中・腰の痛み・しびれは脊椎・脊髄外科をご覧ください。
近隣の医療機関の先生方へ
当院は整形外科常勤医が不在のため、手術が必要な場合は、他院へ紹介しています。
診療実績
検査・術式名 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
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骨折・観血的手術 | 172件 | 198件 | 213件 | 365件 |
骨折・非観血的手術 | 1件 | 1件 | 1件 | 9件 |
人工骨頭挿入術・置換術 | 64件 | 59件 | 77件 | |
関節内骨折手術・関節手術 | 39件 | 56件 | 69件 | 6件 |
変形治癒骨折矯正手術 | 0件 | 5件 | 4件 | |
骨折経皮的鋼線刺入固定術 | 16件 | 14件 | 5件 | |
骨内異物(挿入物を含む)除去術 | 38件 | 47件 | 58件 | 59件 |
脱臼整復術(観血・非観血) | 3件 | 3件 | 3件 | 1件 |
腱・靭帯手術 | 21件 | 24件 | 31件 | 36件 |
神経手術 | 3件 | 3件 | 4件 | 13件 |
断端形成・切断手術 | 1件 | 2件 | 2件 | |
その他手術 | 22件 | 30件 | 24件 | 13件 |
合計 | 380件 | 442件 | 491件 | 502件 |
整形外科の診療内容
整形外科では、おもに骨、関節、筋肉、腱、神経などの運動器に生じる外傷、疾病を対象としています。
例えば、転んでぶつけた、捻った、骨折したなどの外傷。スポーツをやり過ぎた後に足や膝が痛くなったなどオーバーユース(使いすぎ)によるもの。また、年齢とともに徐々に膝が痛くて階段がつらいといった機能障害、腰から脚まで痛くてしびれるなどの変性によるものなどを治療の対象としております。
寝たきりの原因 第3位は「骨折」
若い方は事故などの強い外力によって骨折しますが、高齢者の方は骨粗鬆症により骨が弱くなっているため、腰の高さからの転倒などちょっとしたことでも骨折をするケースが少なくありません。このような骨折を脆弱性骨折といい、脊椎圧迫骨折、大腿骨頚部骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨頚部骨折の4つに分類されています。
こんな症状はありませんか?
次のような症状があり、「いままでできていたこと」ができなくったり、困ったことがございましたら、整形外科までご相談ください。
- 関節が痛い
- 手足がしびれる
- 動きが悪い
- 歩きにくい
リハビリテーション
術後のみならず、保存療法においてもリハビリは重要です。通院、入院ともに若く活気のあるリハビリスタッフが機能回復のお手伝いをします。
運動器リハビリテーション(Ⅰ)、脳血管障害リハビリテーション(Ⅰ)の施設基準を満たしています。
主な診断や検査の方法
MRI
肩、膝、脊椎、筋肉内、皮下の病変には特に診断能力は高く、整形外科では活用されています。
CT
3D(3次元)CTにて、骨の形状や骨折部の立体画像を撮影し手術に役立てています。
DEXA(骨密度測定)
2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより、骨成分をほかの組織と区別して測定する方法です。測定する骨は、腰椎、大腿骨頸部などです。測定時間が短く、放射線の被ばく量も少ないという利点があり、骨量測定の標準方法として重視されています。
主な対象疾患
- 股関節・膝関節外傷
- 腱損傷
- 末梢神経損傷
- 手の外傷
- 病的骨折
- 手術が必要な外傷
- 骨軟部組織感染
- 四肢再建
外来担当医表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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