お薬・化学療法について
後発医薬品の取り扱いについて
行徳総合病院では、後発医薬品（ジェネリック医薬品）およびバイオ後続品 （バイオシミラー）の採用を積極的に行い、使用を推進しています。また、バイオ後続品 の使用推進のために患者様へ、バイオ後続品 のご説明を積極的に行っています。
後発医薬品およびバイオ後続品の採用につきましては、先発医薬品との効果の同等性、品質の同等性、安定な供給がなされるかなど総合的に判断して採用を決定しておりますが、現在でも一部の医薬品で供給が不安定な状況がつづいています。
当院では、一般名処方を推進することにより、保険薬局において、銘柄によらず供給・在庫の状況に応じ調剤できることで、患者さまへ適切に医薬品を提供することに貢献できると考えています。
院内で使用する医薬品においても、引き続き在庫の確保には努めてまいりますが、供給状況により一時的に他の規格や銘柄、先発医薬品への変更、同成分の医薬品の安定的な在庫の確保が難しい時には、同じような効果を有する他の医薬品へ変更する場合があります。
入院されている患者さまに処方する医薬品に変更が必要な際には、職員がご説明に伺います。
がん化学療法について
当院で「がん化学療法」を実施する際は、化学療法委員会にて治療内容の審査を事前に行い、承認された治療スケジュール（レジメン）に沿って行います。化学療法委員会では医師、薬剤師、看護師など、複数の職種が治療内容の妥当性を評価し、副作用を出来る限り回避し、患者さまの不安が少しでも解消されるように努めています。
※レジメンとは：抗がん剤治療を行う上で、抗がん剤、輸液、支持療法などの薬の種類や投与量、用法、治療期間などを明記した治療計画のこと
